はじめに|文化や言葉の違いが不安だった私
私のパートナーは、ルーマニア人です。
出会った当初は、まさか一緒に暮らすようになるなんて思っていませんでした。
言葉も文化も違う。
価値観だって、日本人同士でも合わないことはあるのに、大丈夫かな?と思っていたんです。
でも今は、日本で一緒に生活しています。
もちろん戸惑うこと、ぶつかることもあります。
でも、それ以上に「一緒に暮らすことの面白さ」や「自分の価値観が広がること」に気づけました。
この記事では、国際カップルとして暮らして感じたリアルをお話しします。
言葉の違い:共通語は「日本語」+ちょっとの英語
私たちの会話は、基本的に日本語です。
彼は来日してから日本語をとても熱心に勉強してくれました。
でも、完璧ではありません。私の方も、英語は得意じゃない。
そんな私たちがどうやって意思疎通しているかというと…
■ Google翻訳は最強の味方
• 説明が難しい言葉や感情を、Google翻訳で見せ合う
• 単語だけじゃなく、例文や発音も活用
■ スマホアプリで一緒に勉強
• 私:英語アプリ(Duolingo、AI Speakなど)
• 彼:日本語のYouTube・ニュース・バラエティで勉強
最初は「毎回聞き返すのは悪いな…」と遠慮していましたが、
お互いが「分かろうとする気持ち」を持っていれば、少しずつ伝わるようになりました。
食文化・生活習慣の違いも面白い!
住んでみてまず驚いたのは、食べ物の好みです。
• 私は「白ごはん+味噌汁+焼き魚」が落ち着く
• 彼は「パン+肉料理+スープ」が基本スタイル
とはいえ、日本の食べ物も好きになってくれて、
一緒にたこ焼きを焼いたり、お好み焼きを作ったりすることも。
■ 食文化の違いから学んだこと
• 「当たり前」は人によって全く違うということ
• 「自分の好き」にこだわらず、相手の文化を楽しむ姿勢
生活のリズムも違います。
彼は夜型で、私は朝型。掃除の頻度や片付けの感覚も違います。
でも、「違って当たり前」と思えるようになってから、だいぶ楽になりました。
ケンカもする。でも、乗り越えたことが絆になる
国際カップルだからといって、特別なケンカをするわけではありません。
むしろ、日本人同士と同じようなことで揉めます。
• 連絡が遅い
• 伝え方が冷たい
• 生活の小さな習慣の違い など
ただ、「文化の違い」がある分、お互いの背景を理解しようとしないと、すれ違いが起きやすい。
■ 私たちが乗り越えてきた工夫
• 「怒る前に、理由を聞く」習慣をつけた
• 「翻訳アプリ」で誤解がないか確認
• 「正しい・間違い」ではなく「あなたはそう思うんだね」と受け止める
何よりも大切なのは、「どうしたらお互いが心地よくいられるか」を話し合うことでした。
国際恋愛・同棲で大切にしたい3つのこと
実際に一緒に暮らしてみて、私が大切にしていることをまとめます。
① 「違うこと」を楽しむこと
違いを否定するのではなく、「へ〜、そうなんだ!」と面白がる。
② 言葉にしないと伝わらない
文化や言語が違うからこそ、「察して」は通じません。素直に伝えることが大事。
③ 完璧を求めすぎない
言葉の壁も、生活の違いも、完璧に解決する日は来ないかもしれません。
でも、お互いが歩み寄る気持ちがあれば、だんだん「ふたりの形」ができていきます。
おわりに|国際カップルは「会話と理解の積み重ね」
国際恋愛や同棲って、映画のようなロマンチックなことばかりではありません。
むしろ、「違い」に向き合い続ける、地味な努力の連続だと思います。
でも、そのひとつひとつが、
「こんな考え方もあるんだ」
「こうすればもっと伝わるんだ」
という学びになり、少しずつ「ふたりだけの世界」ができていきます。
「国際恋愛に興味はあるけど、不安…」という方へ。
最初からすべてうまくいくことはありません。でも、「違いを楽しむ心」があれば、言葉も文化も越えて、一緒に歩んでいけます。
私たちもまだまだ成長中です。
あなたの恋愛やパートナーシップにも、ヒントが届きますように。