海外移住の費用まとめ|タイとドバイ、初期〜1年総額を比較【2026年版】

世界地図に2つのピンが立ち、電卓と日本円、ノートが並ぶ俯瞰写真

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「海外移住って、結局いくらかかるの?」

移住を検討し始めると、一番最初にぶつかる壁がこれなんですよね。

私も現在ドバイとタイを移住先として検討していて、両方の国を実際に訪れた上で、費用をかなり真剣に調べてきました。

記事を書く前にネットの情報を見ていて気づいたのは、「初期費用はこれくらい」「生活費はこれくらい」とバラバラに書かれているけれど、1年でいくらかかるのかを一枚絵でまとめたものがあまりないということ。

この記事では、2026年最新データをベースに、タイとドバイで1年暮らした場合の総額を比較します。

移住検討中の方の「判断の材料」になれば嬉しいです 🌏

目次

💸 結論:1年目の総額は約540万円違う

先に結論から書きます。

項目 ドバイ タイ(バンコク)
初期費用 約220〜340万円 約55〜80万円
月々の生活費 約35〜55万円 約15〜22万円
1年目総額(目安) 約820万円 約280万円
差額 −約540万円

同じ「海外移住」でも、行き先次第で1年で540万円違います

ここから、なぜこの差が生まれるのかを細かく見ていきます。

🛫 初期費用の内訳:ドバイは住居・タイはビザで差が出る

ドバイの初期費用(1人・就労またはフリーランスビザ前提)

項目 金額目安
渡航費・当座諸経費 約15万円
ビザ関連(Emirates ID・健康診断・申請料) 約5万円
住居初期費用(初回小切手分+敷金+仲介手数料5%+Ejari・Dewa接続) 約100〜180万円
家具・家電・生活用品 約20万円
健康保険(年契約・個人) 約8万円
着いてから2ヶ月分の生活費(給与支給までの緩衝) 約70〜110万円
合計 約220〜340万円

ドバイは家を借りるときの初期費用がとにかく重いのが特徴です。

多くの物件で小切手払い(年1回〜複数回払い)が求められるため、半年分〜1年分の家賃を契約時にまとめて払うのが一般的。1BRで月35〜45万円の物件なら、契約時に100〜180万円がドンと出ていく計算になります。

⚠️ 完全年払いの物件の場合、1年分の家賃(約420〜540万円)を契約時に一括で支払う必要があり、初期費用合計は500〜700万円以上に跳ね上がることもあります。このため、ドバイで物件を探すときは「何回払いの物件か」を最初に確認するのが重要です。

なお、ビザ関連の「約5万円」は就労ビザが会社負担で出る前提の金額です。自己手配のフリーランスビザの場合は、別途年40〜50万円ほどかかります。

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タイの初期費用(1人・ノンB/エリートビザ等)

項目 金額目安
渡航費・当座諸経費 約8万円
ビザ関連(種類で大きく変動) 約3〜10万円
住居初期費用(敷金2ヶ月+前家賃1ヶ月) 約15〜25万円
家具・生活用品(家具付コンドが多いため少なめ) 約5〜10万円
健康保険(年契約・個人) 約3〜5万円
着いてから2ヶ月分の生活費 約20万円
合計 約55〜80万円

タイはコンドミニアム(マンション)が家具付きで借りられることが多く、初期の家財道具費が抑えられるのが大きな利点。

ビザ関係はピンキリで、タイランドエリート(現Thailand Privilege)のように数百万円かかるものから、2024年新設のDTVビザ(約3.9万円・5年有効・1回最大180日滞在)のようにリモートワーカー向けで費用が抑えられるものまで、目的別に幅があります。

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🏠 月々の生活費:家賃でほぼ決まる

月々の固定費を1人暮らしベースで並べます。

ドバイの月々の生活費

項目 金額目安
家賃(スタジオ〜1BR・エリアで大きく変動) 約25〜45万円
水光熱(DEWA・夏の冷房込み) 約2〜3万円
食費(自炊中心+週数回外食) 約6〜8万円
交通(メトロ+Careem時々) 約1.5万円
通信(モバイル+Wi-Fi+VPN) 約1.5万円
健康保険(会社負担でない場合) 約0〜1万円
娯楽・ジム 約1〜2万円
合計 約35〜55万円

ドバイは家賃が圧倒的に重い。目安として、スタジオで月25〜35万円、1BRで月35〜45万円、マリーナなどの人気エリアだとさらに上振れして月40〜50万円台になることも珍しくありません。

郊外(Deira・Bur Dubai・JVC)なら中心部の半額程度(月15〜23万円)まで下がりますが、通勤時間や生活利便性とのトレードオフになります。

タイ(バンコク)の月々の生活費

項目 金額目安
家賃(スクンビット・シーロム等の1BRコンド) 約8〜12万円
水光熱+ネット 約1万円
食費(屋台+外食+一部自炊) 約3〜5万円
交通(BTS/MRT+Grab併用) 約1〜3万円
通信(SIM+自宅Wi-Fi) 約5千〜1万円
健康保険(個人契約) 約1万円
娯楽・ジム 約1万円
合計 約15〜22万円

バンコクは、屋台の食事が200〜300円で食べられるので、食費がダントツ安く済みます。

私が2025年8月にバンコクに行ったとき、屋台でガパオやカオマンガイを頼んで「ほんとにこれで足りる?」と心配になるくらいの値段でした 🍜

💳 見落としがちな「隠れコスト」

表に出にくいけれど、年間で積み上がるコストをまとめます。

① 日本円からの送金手数料

移住しても、日本の口座から海外に送金する機会は頻繁にあります。
銀行の国際送金は1回4,000〜6,000円の手数料がかかりますが、Wiseを使うと数百円〜1,000円台に抑えられる。

月1回送金するだけでも、年5〜6万円の差になります。

私もドバイ・タイに行く前に作っておいたカードで、渡航先での決済・送金・ATM引き出しを1枚でまかなえるので、移住準備の一番最初に用意しておくカードだと思っています。

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② VPN代(ドバイは実質必須・タイは任意)

ドバイはVoIP規制(WhatsApp・LINE・Skypeなどの通話・ビデオ機能が使えない)があるため、VPNがほぼ必須
FaceTimeも公式には規制対象です(日本で買ったiPhoneなら使えるケースはありますが、確実ではありません)。
月1,500円程度×12ヶ月で年1.8万円

タイは規制がほぼないのでVPNは任意ですが、日本のサブスク(Netflix・TVerなど)を引き続き使いたいなら入れておくと便利。

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③ 帰国便・一時帰国費

年1〜2回日本に帰るとして、往復20〜40万円
ドバイからは直行便が多く時間短縮できる分、料金も高め。タイからは格安航空が使える分、財布に優しい。

④ 日本側の住民税・社会保険

非居住者扱いで住民票を抜けば住民税は翌年度からゼロになりますが、移住初年度は前年所得に対する住民税の支払い義務が残ります(年20〜40万円程度・所得に応じて変動)。

これを「移住初年度の隠れ出費」として予算に入れておくのが無難です。

⑤ 英語・言語学習の継続

ドバイは英語必須、タイは英語+簡単なタイ語があると生活が楽。
オンライン英会話やアプリ代で月5,000〜8,000円×12ヶ月=6〜10万円は継続予算として見込んでおくと安心です。

🧭 どっちが向いている?費用視点での判断軸

費用だけで見るとタイが圧倒的に安いのですが、選ぶ基準は「年間いくら払えるか」だけではありません。

判断軸 ドバイが向いてる タイが向いてる
予算 年800万円以上かけられる 年300万円以内で済ませたい
収入 現地で高収入を狙える(英語+専門職) 日本から安定収入を持ってくる(ノマド・リモート)
ライフスタイル 都会的・ハイエンド・ネットワーク重視 ゆるく・自由・生活のゆとり重視
情報・言語 英語が通じれば生活に困らない 日本語コミュニティが厚い・日本語情報も豊富
移住のハードル ビザ取得がやや複雑・就労ビザ狙い DTV・ノンBなど種類が豊富・比較的柔軟

単純に「安さ」を取るならタイですが、現地での収入が高いドバイは、費用が高くても手取りで見ると悪くないこともあります。

一方、タイは日本の収入を持ち込んで暮らすノマド・リモート勢と相性がいい

私自身はブログ・SNS運用代行に加えて、日本で別の事業も立ち上げたばかりの段階で、まだどちらに移住するかは決め切れていないのが正直なところ。費用と収入のバランスを見ながら、両方の選択肢を残して動いています 🌏

📝 まとめ|まず「年間予算」から逆算しよう

もう一度、全体像を整理します。

  • 初期費用: ドバイ220〜340万円 / タイ55〜80万円
  • 月々: ドバイ35〜55万円 / タイ15〜22万円
  • 1年目総額目安: ドバイ約820万円 / タイ約280万円
  • 差額: 約540万円

移住を決める前に、まず「1年でいくらかけられるか」を決めると、行き先の現実的な選択肢が自然と絞られてきます。

私はまだ「検討中」の身ですが、こうして数字を出してみると、「移住=夢の話」ではなく「計算できる選択肢」だなって実感します。

数字を味方につけて、自分に合う場所を選んでいきたいですね ✨

mano
どこかに住みたい30代
「このままでいいのかな」と思い始めた30代。医療職をしながら海外移住を目指して準備中。旅・お金・英語の話を飾らずに書いています。
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