バンコクに5泊6日で滞在して、帰りの飛行機で「もっとここにいたい」と思いました。
「じゃあ実際に住んでみるなら、どのエリアがいいんだろう」
そこから本格的にエリアを調べ始めたんですが、バンコクって広いんですよね。日本人に人気の高級エリアから、ローカル色の強い郊外まで選択肢が多すぎて、最初はどこから手をつければいいかわからなかった。
この記事では、バンコクで長期滞在・移住を検討している方向けに、主要なエリアを目的別にまとめています。私が実際にシーロムエリアに泊まった体験も交えながら解説します。
※記載の家賃は2025〜2026年時点の目安です。相場は変動するため、実際の物件は不動産サイトで最新情報を確認してください。換算は1バーツ≒4円で計算しています。
バンコクのエリア、まず全体像から 🗺️
バンコクのエリアは、大きく分けるとこんなイメージです。
| エリア | 特徴 | 家賃目安(1BR) |
|---|---|---|
| シーロム/サトーン | ビジネス街・都心 | 12〜20万円/月 |
| プロンポン/トンロー | 日本人集住・おしゃれ | 12〜24万円/月 |
| オンヌット | コスパ◎・BTS沿線 | 5〜8万円/月 |
| アリー | ノマド人気・落ち着く | 8〜12万円/月 |
| ラマ9世/フワイクワン | 新都心・開発中 | 6〜10万円/月 |
| 郊外(ドンムアン周辺) | 激安・ローカル | 2〜6万円/月 |
それぞれ詳しく見ていきます。
シーロム/サトーン|都心で働くなら 🏙️
私が泊まったのがシーロムエリアです。BTS駅からすぐ、コンビニもスーパーも徒歩圏内で、生活の利便性は高かった。
タイのウォール街とも呼ばれるエリアで、金融機関・大使館・外資系企業が集まっています。ルンピニ公園が徒歩圏内にあって、朝のランニングをする人も多い。
家賃目安:
| タイプ | THB/月 | 円換算 |
|---|---|---|
| スタジオ | 20,000〜30,000 | 8〜12万円 |
| 1BR(40〜55㎡) | 30,000〜50,000 | 12〜20万円 |
アクセス: BTS シーロム線・MRT ルンピニ駅。都心へのアクセスは市内トップクラス。
こんな人向け: ビジネス系の仕事をしている人、静かな都心生活を求める人、駐在員。
実際に泊まった感想では、夜になるとパッポン通り周辺は繁華街になるので、静かな生活を求めるなら物件の場所選びが大事だと感じました。
プロンポン/トンロー|日本人なら住みやすい 🇯🇵
バンコクの日本人エリアといえばここ。
プロンポンはフジスーパーや日系飲食店が充実していて、日本語が通じる環境で生活したい人には一番向いています。エムクォーティエなど高級モールも徒歩圏。
トンロー・エカマイはバンコクのトレンドの発信地。タイ人富裕層・欧米人・日本人が混在するおしゃれなエリアで、カフェやバー、レストランの質が高い。カップルでの移住にも人気があります。
家賃目安:
| エリア | タイプ | THB/月 | 円換算 |
|---|---|---|---|
| プロンポン | 1BR | 30,000〜50,000 | 12〜20万円 |
| トンロー | 1BR | 35,000〜60,000 | 14〜24万円 |
| エカマイ | 1BR | 20,000〜35,000 | 8〜14万円 |
アクセス: BTS スクンビット線が全エリアをカバー。
こんな人向け: 日本人コミュニティを重視する人、カップルでの移住、おしゃれな生活環境を求める人。
⚠️ 注意: トンロー・プロンポン周辺はすでに東京都心と同水準の家賃。「バンコクは安い」という前提で検討すると想定外の出費になります。
オンヌット|コスパ最強のBTS沿線エリア 💰
移住を検討している人に、コスパ面で一番おすすめしやすいのがオンヌットです。
BTS オンヌット駅から徒歩圏の物件が多く、アソークまで約15分でアクセスできます。テスコロータスやマックスバリュー、吉野家など生活インフラも整っている。
家賃目安:
| タイプ | THB/月 | 円換算 |
|---|---|---|
| スタジオ | 8,000〜12,000 | 3.2〜4.8万円 |
| 1BR(35〜50㎡) | 12,000〜20,000 | 5〜8万円 |
| 1BR(築浅・設備良) | 18,000〜28,000 | 7〜11万円 |
アクセス: BTS スクンビット線 オンヌット駅直結〜徒歩圏。
こんな人向け: 節約志向の30代、フリーランス・ノマド、コスパ重視の単身者。
日本人コミュニティはプロンポンほど密ではありませんが、外国人が住みやすい環境は整っています。「都心に近くて安く住める」ポジションとして、2025年以降ますます人気が高まっています。
アリー|落ち着いた雰囲気のノマド人気エリア ☕
バンコクの中でも特に「雰囲気がいい」と言われるのがアリーです。
木陰のある街路樹が続く通りに、独立系カフェやブティックが並んでいます。タイ人のクリエイターや若手専門職が多く住む、ローカル感と洗練さが同居しているエリア。
家賃目安:
| タイプ | THB/月 | 円換算 |
|---|---|---|
| 1BR(〜50㎡) | 20,000〜30,000 | 8〜12万円 |
| 2BR | 30,000〜45,000 | 12〜18万円 |
アクセス: BTS スクンビット線 アリー駅直結。サイアムまで約10分。
こんな人向け: デジタルノマド、クリエイター系、喧騒より落ち着いた生活を求める人。
プロンポンより安く、トンローに近い雰囲気を持つ「隠れた穴場」的なポジションです。ただし物件数が少なく、良い部屋はすぐ埋まる傾向があります。
ラマ9世/フワイクワン|急成長中の新都心 🏗️
「コスパの良いエリア」として、ここ数年で一気に注目度が上がったエリアです。
セントラルラマ9という大型ショッピングモールがあり、ジョッドフェアーズ(週末ナイトマーケット)も人気。新築コンドミニアムの供給が多く、設備の良い部屋を探しやすいのが特徴です。
家賃目安:
| タイプ | THB/月 | 円換算 |
|---|---|---|
| スタジオ | 10,000〜15,000 | 4〜6万円 |
| 1BR(MRT徒歩圏) | 15,000〜25,000 | 6〜10万円 |
アクセス: MRT ブルーライン(ラマ9駅・フワイクワン駅)。スクンビット系へは乗り換えで20〜30分。
こんな人向け: コスパ重視でBTS沿線より少し離れてもいい人、新しいエリアに住んでみたい人。
⚠️ 注意: 中国大使館があり、中国人居住者が多い。中華系の看板や飲食店が目立ちます。また2024〜2025年で家賃が約14%上昇しており、「安い時代」は終わりつつあります。
郊外(ドンムアン方面)|最節約ならここ 🏘️
バンコク都心から離れた郊外エリアは、家賃を極限まで抑えたい人向けです。
ローカルアパートなら月4,000〜8,000THB(約1.6〜3.2万円)から探せます。ただし、BTSやMRTのカバー外のエリアが多く、タイ語がある程度できないと生活の難易度が上がります。日本人コミュニティはほぼゼロ。
こんな人向け: 完全ローカル生活を希望、タイ語ができる、生活費を月5〜8万円に抑えたい人。
30代のノマド・移住初心者には少しハードルが高いエリアです。
目的別まとめ 🎯
| 目的 | おすすめエリア |
|---|---|
| 日本語環境・コミュニティ重視 | プロンポン |
| カップルでおしゃれに暮らしたい | トンロー・エカマイ |
| ノマド・在宅ワーク・コスパ重視 | オンヌット・アリー |
| ビジネス拠点・都心アクセス最優先 | シーロム・サトーン |
| 新しいエリア・低家賃 | ラマ9世・フワイクワン |
| とにかく生活費を抑えたい | 郊外ローカルエリア |
2025〜2026年の最新動向 📈
バンコクの住宅事情は、ここ数年で大きく変わっています。
家賃が全体的に上がっている: コロナ明けから外国人の流入が急回復し、特にトンロー・プロンポンは東京都心と同水準になりました。「バンコクは安い」という前提でそのまま検討すると、想定より費用がかかります。
円安の影響が大きい: 1バーツが3円台だった時代と比べ、現在は4円前後の水準が続いています。実質的な居住コストは以前より30〜50%増という感覚で見ておく必要があります。
節約するならオンヌット・アリーが現実的: プロンポン・トンローの高騰を受けて、この2エリアへの流入が増えています。2025年時点ではまだコスパが保たれています。
移住検討中の私の場合 🤔
私がシーロムエリアに泊まったとき、「ここいいな」と思ったのはBTSのアクセスの良さと、生活インフラの充実度でした。コンビニ・スーパー・マクドナルドが全部徒歩圏で、滞在中にほとんど不便を感じなかった。
ただ、長期で住むとなると家賃はやや高め。今考えているのは、まずノービザ60日でオンヌットあたりで暮らしてみて、生活感をつかんでみるプランです。タイで起業するのが最終的な目標なので、ビジネス環境としてはシーロム方面も視野に入れています。
バンコクへのフライトは時期によって値段がかなり変わるので、エアトリで早めに比較しておくのがおすすめです。
※本記事はPRを含みます。
まとめ ✨
バンコクのエリア選びは、何を優先するかで正解が変わります。
- 日本人環境重視 → プロンポン
- コスパ重視・ノマド → オンヌット・アリー
- おしゃれ・カップル → トンロー・エカマイ
- ビジネス・都心 → シーロム・サトーン
家賃は全体的に上がっているので、現地の最新相場は不動産サイト(DDproperty・Hipflatなど)で必ず確認してから計画を立ててください。
バンコクの生活費の全体像は、別記事でまとめています。
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