ドバイに行く前、ふと気になったことがあります。
「水道水って飲めるの?」
日本だと蛇口から出たお水をそのまま飲むのが当たり前すぎて、海外で意識したことがなかった。でも砂漠の国・ドバイだと、そもそも水はどこから来るんだろう?と思って調べ始めました。
ドバイの水道水、実は飲める 💧
結論からいうと、ドバイの水道水は技術的には飲めます。
ドバイの水道はDEWA(ドバイ電気水道局)が管理していて、WHOの水質基準とUAEの国家規制(GSO 149)に適合しています。水質管理自体はかなり厳格で、日本と同水準かそれ以上に管理されているとも言われています。
「え、砂漠なのに?」と思いますよね。私もそう思いました。
水の99%は海水を淡水化したもの 🌊
ドバイの水源は、ほぼすべて海水淡水化です。
ペルシャ湾の海水を大規模な施設で処理して、飲料水・生活用水に変えている。地下水は塩分が多くて使いにくく、雨もほとんど降らないので、文字通り「技術で水を作っている」国です。
ちなみに、この淡水化技術には日本も深く関わっています。東レなどの日本企業が製造する逆浸透膜(RO膜)がUAEの大型プラントに採用されていて、日本は世界の脱塩膜市場で約60%のシェアを持っています。「砂漠の水を日本の技術が支えている」というのも、なんか誇らしい話ですよね。
実際にドバイを旅行したとき、水をこれだけ大量に作り出している都市のスケールに改めて驚きました。砂漠の真ん中に超高層ビルが建ち、緑が植えられていて、プールもある。あの水は全部、海水を変換したものなんだと思うと、ちょっとSFみたいな感覚になります。
でも現地の人はペットボトルを買う 🛒
水道水が安全でも、現地の人の多くはペットボトルのお水を飲んでいます。
理由は主に2つ。
①味の問題
淡水化した水は「ミネラル分が少なくて味が平坦」と感じる人が多いようです。日本の水道水が軟水でおいしいのと同じように、「おいしい水かどうか」は別の話。
②配管・タンクの問題
水自体はきれいでも、建物内のタンクや古い配管を通ってくる間に汚染されることがある。特に築年数の古い建物だと気になるケースも。
実際、スーパーではペットボトルの水が山積みで売られていて、大家族用の大きなボトルを買ってカートに積んでいる光景をよく見ました。飲料水はペットボトル、という生活が完全に定着している感じです。
ホテルでは無料ペットボトルが基本 🏨
旅行者としては、ホテルに無料のペットボトルが置いてあることがほとんどなので、あまり困らないと思います。
私が泊まったホテルも毎日2本補充されていて、ありがたかった。ただ外出中に喉が渇いたときは、コンビニや自販機で買うことになります。値段はだいたい1〜2AED(約40〜80円)とそれほど高くない。
レストランでは2024年以降、プラスチック削減の流れで濾過水(フィルター水)を出すところも増えているようです。
日本と比べると、水の「ありがたさ」が変わる 🇯🇵
日本に帰ってきてから、蛇口をひねってそのまま飲める水のありがたさを改めて感じました。
ドバイで水道水が飲めないわけじゃないんですが、ペットボトルを常に持ち歩いたり補充したりするのが普通の生活になる。移住したら毎月の水代もそれなりにかかるんだな、と現実的に考えるようになりました。
生活費を考えるとき、「飲料水代」はドバイでは意外と見落としがちな固定費かもしれません。
まとめ ✨
- ドバイの水道水は技術的には飲めるが、多くの人はペットボトルを選ぶ
- 水源の99%以上は海水淡水化(砂漠の国ならでは)
- 旅行中はホテルのペットボトルで十分・外出時は1〜2AEDで購入できる
- 移住を考えるなら、飲料水代を生活費に含めて計算しておくのがおすすめ
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